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合格したけりゃ1回読んどけ

    元エリート営業マンが塾・予備校、大学受験、キャリア論など、読み手にとってなるべく有益な情報を。

浮気をすると受験で失敗する

うわき【浮気】[名・形動](スル)

  1. 一つのことに集中できず心が変わりやすいこと。また、そのさま。移り気。
  2. 異性に心をひかれやすいこと。また、そのさま。多情。(出典:デジタル大辞泉)

 

たまに考えるしょうもないことを書いてみます。

浮気者は受験に失敗し、一途な人は成功する  

と勝手に思っています。

 

移り気、多情は受験の敵です。

 

例えば

■自分の指導者を信じられているか

■1つの参考書を徹底的にやりこめているか

 

こういう点に着目すると浮気者の失敗一途な人の成功が対照的に見てとれます。



自分の指導者を信じられているか

 

何か未知の分野の知識を身につけたいとき、自分1人でゼロからモノを考えだすことは現実的に不可能でしょう。

普通はその道の専門家の著書を読んでみたりするはずです。

本気で極めたかったら、いわゆる弟子入りをしたり、直接教わりに行くものです。

 

塾・予備校で言えば講師と生徒の関係はそんなようなものです。

講師は受験のプロで、生徒は素人です。だから塾に通って学ぶわけです。

その際、自分の担当講師を本気で信頼できているのかという点は非常に重要です。

 

講師を全面的に信頼できてこそ、その講師の授業や指示を信じて受け入れることができ、日々実践することができます。

その結果、必ず一定レベルの成績アップがあります。

 

逆に講師を信頼できなければ、授業を聞かなかったり指示を無視した勝手な勉強方法に走ったり、言ってしまえば何のために塾に通ってんの?というような状況になります。

結果、自己流の(素人の)勉強内容になるわけで、成績が伸びにくくなります。

 

例外的に、例えば学生のバイト講師のように講師レベルが低いと、信頼して指示を聞いてやっていたよりも自分でやったほうが成績が伸びたというようなケースは少なからずあると思います。

確かに指導者の選択はどんな分野でも重要で、塾においても講師はしっかりと選びたいところです。

 

ただ、最終的に1度自分が付いて行くと決めた講師には、とりあえず吸収できるものを全て吸い取るつもりで信じて、一定期間は盲目的に付いて行くべきだと思います。

そして信じるべき講師は多くても1教科1人にしておくべきです。

 

移り気な浮気者はこの点が非常に脆弱になります。

 

1人ではなく複数の指導者の言うことや、ネットの情報などに影響されやすく、なかなか自分のスタイルが定まらないため成績が伸びません。

実際に講師によって指導方法は全然違いますし重視するものも違ったりします。

そんな複数の講師が言う事を中途半端に取り入れ、中途半端に実践しても、自分自身が翻弄されるだけです。

また、ひどい場合はもっと良いところはないかと講師・塾・予備校をコロコロ変えたりしてしまいます。

想像に難くないですが、結果的に受験で失敗します。

 

実は、世の中には不幸なことに結果的浮気者を生み出してしまうシステムもあります。

例えば途中で講師を変更できる(意志に反して変更される)塾や、色々な講師の講座を自分でカスタマイズして選択できる予備校などがそれです。

一見合理的に感じますが、そのシステムで習熟度はどの程度高まるのでしょうか。

本質的に真面目で一途な生徒だったとしても、このシステム上では信頼の拠り所を定めることができず、翻弄されて身を滅ぼす危険性があります。

器用にイイトコどりができる人は問題ないのかもしれませんが、大部分の高校生はそうではないように感じます。

 

自分の生徒を思い返してみても、素直で従順な一途な生徒ほど成績が伸びます。

だから私も、講師である自分を最大限信頼してもらえうようにコミュニケーションを取りに行き、まずは信頼関係を築くことから始めています。

 

非常に大雑把なたとえですが、一途と浮気の比較はそんなイメージです。

 

(できれば質の高い)1人の講師を一途に信じて付いていくことで成績の伸びは最大化すると個人的には結論づけています。



1つの参考書を徹底的にやりこめているか

 

上とほとんど同じ話です。

成績が伸びない生徒の机の上は散らかっていることがよくあります。

べつにゴミが多いとかではなく、やたら色々な参考書が置いてあるんです。

 

「ネットにこの本がオススメって書いてあったんで・・・」

「友達がこの本で成績が伸びたって言ってたんで・・・」

聞けばだいたいそんな理由で参考書を増やし、取り組んでいるようです。

 

既存の参考書や課題を完璧にこなしたうえで新たに追加したのならば問題ありません。

しかしそうでないのであれば、中途半端な浮気の始まりです。愚行でしかありません。

 

特に私大文系の受験勉強は地道な暗記の積み重ね、隈ない全範囲の網羅です。

そのうえでは参考書を1冊ずつ丁寧に潰していかなければなりません。

例えばDIET STUDYでも1年間で使用する英文法参考書は1冊のみで、それをひたすら反復させています。

 

複数の参考書を同時進行してしまうと、範囲的にも深さ的にも不完全な学習状態を招く可能性が生じます。

そして、そういうことをやっている生徒に限って、少し取り組んでみて成績が伸びないと思うと、また新しい参考書を増やします。浮気者の必殺技「乗り換えです。

 

参考書に原因を求めたくなる気持ちは分からなくはないのですが疑うべきは自分です。

どれだけ自分の目の前にある1冊の参考書と向き合うことができているのか、受験生には1度セルフチェックをしてみてほしいと思います。



ということで乱暴な例え話ではありましたが

 

一途な人・・・自分の指導者・参考書に徹底的に従い一定の伸びが必ずある

       ハイレベルな指導者を選択できればなおよし

 

浮気者・・・指導者や参考書を複数取り入れたり、変更してしまう

      信頼できる拠り所がないため精神的にも成績的にも不安定

 

だから浮気者は失敗するという結論です。

 

1人と1冊をとことん信頼する。

ある意味で心の強さが求められますが、そんな一途な受験生を目指してほしいです。