読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

合格したけりゃ1回読んどけ

    元エリート営業マンが塾・予備校、大学受験、キャリア論など、読み手にとってなるべく有益な情報を。

塾・予備校を比較するとき絶対チェックすべきポイント5点

受験の合否は塾選びで8割決まると言っても過言ではありません。

 

塾選びにおいて必ずしなければならないことは

①自分の状況を客観視し、必要な要素を見極めること

②塾は必ずチェックポイントを比較検討し、総合的に自分に合う塾を選択すること

の2点です。

 

今回は② 『塾は必ずチェックポイントを比較検討し、総合的に自分に合う塾を選択すること』

の詳細を5点にまとめて書いていきます。

 

1.セルフチェックを基準とした方向性で検討できているか

 

塾選び前のセルフチェック3項目』で示したように、自身のレベルに応じて塾・予備校選びの方向性の大筋が決まります。

自分を客観視し、自分に合う塾・予備校の方向性をきちんと見極めることがまず第一条件です。

 

2.成績確認のシステム(テスト)はあるか

 

塾・予備校に通う目的は成績を伸ばすことです。

その目的は言うまでもない大前提ですが、それなのになぜか多くの人が見落としている点が

実際に日々学力が身についているのかの確認」です。

 

年に数回ある模試の偏差値で成績の推移を見ておけばいいのでしょうか?

それでは全然足りません!!

なるべく短いスパンで自分が勉強したことが身についているかを確認していかなければ仮に勉強内容や方法が間違っていた場合に修正がかけられません。

 

ではどうすればいいのか?

簡単です、日々チェックを実施すればいいのです。そのためにあるのが『テスト(復習テスト)』です。

 

テストと聞くと大抵の中高生は面倒くさいというネガティブなイメージを持ってしまうようです。

しかし私が思うに、テストは自分の状態が正常かどうか確認する健康診断のようなものです。

健康診断の結果を見て治療をするように、テストの結果を見て次の対策を考えることができます。

診断・治療を無視すれば重症化することがあるように、テスト・方向修正なしでは成績不振の深刻な事態を引き起こしかねません。

こう考えるとテストの重要性が分かり、またテストを受けることをポジティブに捉えていただけるかと思います。

 

さて、そこでチェックポイントとしては塾・予備校にテストが、どれだけ(量)どんな内容(質)で用意されているかということです。

例えば某大手予備校は授業が中心なので毎回のテストなどは一切実施されていません。

某衛星(映像)授業予備校では、その日見たビデオの内容を確認する確認テストのようなものはあるものの、学力定着の確認テストにはなっておらず、ビデオを居眠りせずにちゃんと見ていたかを問う程度のテストしかないと聞きます。

 

理想を書いてみれば

・前回の授業内容理解・定着を問う毎回の確認テスト

・2週間、1ヶ月など一定時間経過後に以前の内容を思い出させ反復させるためのテスト

がカリキュラムにしっかり組み込まれているような塾・予備校が良いでしょう。

 

「テストで学力の定着確認をする塾=生徒の成績を上げることに責任を持っている塾」だと思います。

 

3.自分が通う、まさにその校舎での合格実績

 

塾・予備校の質を測るうえで1つの指標となるのはやはり合格実績です。

「合格実績の見せ方」は色々あり、業界的にはタブーかもしれませんが、それについてはまた別の機会に書きたいと思います。

 

恐らく質問しても情報開示がされない場合が多いと思いますが

・その校舎単体での合格実績

・合格数ではなく合格人数(1人の生徒が複数合格したものは排除)

・合格している生徒の元々の成績もしくは通っている高校

をきちんと教えてくれる塾・予備校は信頼できる良心的なところでしょう。

 

例えば「昨年度東大100名合格!」と宣伝している大手の塾(複数校舎がある塾)があったとして、もし自分が通う校舎には1人しか東大合格者がいなかったとしたら、その校舎は講師の質など何かしら問題があると想像できます。

また合格数ではなく「合格人数・進学者数」で確認しておかないと危険です。特定のトップ層(元々勉強ができた生徒)が1人で複数学部に合格をしていただけで、その塾のおかげで成績が伸びて合格ができた生徒はいなかったという可能性もあります。

同じ話ですが、元々どれぐらいのレベルの生徒がどれぐらいの大学に合格したのかを明らかにすることで、ちゃんと成績が伸びる塾なのかどうかが想像できます。

塾の真の価値は合格実績ではなく「どれだけ生徒の学力を伸ばしたか」ですので。

 

確認したい点は多々ありますが、少なくても自分の校舎単体の合格実績ぐらいは確認しましょう。

 

4.出欠確認のシステムがあるか

 

出欠確認があるか。言い換えれば、サボることができない環境になっているかどうかは親子両者で確認しておいたほうがいいポイントです。

前回書いたように大学受験は17,8歳の生徒にとってそれなりに高いハードルです。

どうしても後ろ向きになる時期や、仲間からの遊びの誘惑に負けそうになるときもあります。

特に浪人生は時間の自由があるため、生活リズムは乱れやすくなります。

 

しかし言うまでもなく、決められたカリキュラムに沿って勉強を進めていかなければ成績は上がりません。また、1度サボってしまうと、自分の中で欠席に対するハードルが下がり、2度3度とサボりが常習化していくのが普通です。

 

そのとき大人がそれを把握し、指摘し、モチベートできるかどうかという点は大きな抑止力となります。

システムとしてタイムカードのような出欠確認があったり、塾と保護者のやりとりが密に取れているような塾はその点で安心できると言えます。

 

淡々とルーティンで受験勉強を進めていくということは意外と難しいことです。

 

5.自分が習う講師の体験授業があるか+相性に問題はないか

 

これまで主に塾・予備校の環境・制度といったハード面の話をしてきましたが

ソフト面において重要なのが講師・授業の質です。

 

これは実際に体験してみないことには分からないもので、保護者ではなく生徒自身が判断する部分のため、なかなか難しい部分です。

簡単に言えば「人間的に相性が悪くなく、成績が上がるイメージが持てる」のであれば良いかと思います。

 

長い時間を共にしないと分からない部分もあるでしょうが、必要最低限の判断材料を得るために

・体験授業があるか

・体験授業の講師は、実際に自分の担当になる講師が実施するのか

という点はチェックすべき非常に重要なポイントです。

 

例えば塾・予備校によっては

・体験授業なし

・ビデオでトップレベルの講師の授業を見せて終わり

・体験授業専門講師のような印象の良い講師の体験授業を受け、実際は別の講師

ということが普通に行われています。

また1年の中でコロコロ講師が変わるような塾(個別指導に多いですが)もお勧めできません。

 

私も講師をやっている中で、生徒との信頼関係があってこそ、指導を素直に受け入れ実践してもらい、成績が伸びていくというシーンが多々あります。

ですから体験授業その他を通して、信頼できると思える講師を探すことはとても重要だと考えます。

 

 

長くなりましたが是非これから塾・予備校に入るという方には知っていただきたい内容だったため、3回にわたって詳細に書かせてもらいました。

塾選びの際の一助となれば幸いです。